画素数から選ぶと外す
商品名には「200万画素」「400万画素」「800万画素」と並びますが、オンライン会議で送られる映像は多くの場合1080p(約207万画素)以下に圧縮されます。それ以上の画素数は、会議中の見え方にはほとんど反映されません。
実際に差が出るのは、暗い部屋でどこまで持ちこたえるか(光補正)と、顔が動いたときにぼやけないか(フォーカス)の2つでした。
見るのは3つ
1. 光補正があるか
窓を背にして座ると顔が真っ暗になります。自動光補正(メーカーによってはRightLightなどの名前)が付いていると、この状況をある程度は救えます。ただし機能に頼りきるより、照明の向きを変えるほうが効果は大きいです。カメラを買う前に、机の向きを変えて試す価値はあります。
2. オートフォーカスか固定フォーカスか
オートフォーカスは、顔が前後に動いてもピントを合わせ直します。手元の資料をカメラに近づけて見せる使い方をするなら、こちらが要ります。固定フォーカスは合わせ直しが起きない分、映像が揺れません。座ったまま話すだけなら、こちらのほうが安定します。
3. 視野角
78度前後だと自分ひとりが正面に収まります。90度を超えると背景が広く入るので、部屋を映したくない場合は不利になります。逆に2人で1台を使うなら広いほうが要ります。背景を隠す機能はアプリ側の負荷になるので、最初から狭いレンズを選ぶほうが軽く済みます。
3つを並べる
ロジクール Webカメラ C920n(Amazon.co.jp限定)
ロジクール
- フルHD 1080p/30fps
- オートフォーカス(5枚構成のガラスレンズ)
- 視野角78度
- 自動HD光補正
- ステレオマイク内蔵
- USB-A接続・ケーブル長1.5m
- 国内正規品・2年間メーカー保証
向いている資料を手に持って見せるなど、カメラとの距離が変わる使い方をする人
注意点接続はUSB-Aです。USB-Cしかない機種では変換かハブが要ります
Amazonで見るロジクール Brio 100 C660GR
ロジクール
- フルHD 1080p
- 自動光補正(RightLight。従来機比で明るさ最大50%向上とメーカー表記)
- 一体型プライバシーシャッター
- マイク付き
- Logi Options+対応
- Windows 10/11以降・macOS 10.15以降・ChromeOS対応
向いているカメラを常時つないだままにしたい人。使わないときはシャッターで物理的に塞げます
注意点フォーカスは固定で、近くの資料には合いません
Amazonで見るEMEET Webカメラ C960
EMEET
- フルHD 1080p・200万画素
- 視野角90度
- 固定フォーカス
- 全方向マイク2基
- 自動光補正
- Windows 10/11・macOS 10.14以降・Android 7.0以降・Linux対応
- ドライバー不要
向いている2 人で 1 台を共有する人
注意点固定フォーカスなので、顔をカメラに近づけるとぼやけます。90度は背景が広く入ります
Amazonで見る評価・件数・仕様は2026年8月26日にAmazonとメーカーの公開情報で確認したものです。実際に使ったうえでの評価ではありません。視野角・画素数はメーカー表記です。
カメラを買う前に試せること
- 机の向きを90度変えて、窓を横にする。逆光が消えるだけで内蔵カメラでも変わります
- 机の上のライトを、画面の後ろ側から顔に当てる。デスクライトの向きを変えるだけで済む場合があります
- 会議アプリの映像設定を開いて、解像度が何に設定されているか見る。ここが720pのままなら、カメラを替えても上限は変わりません
向いていない人
- 音声のほうが気になっている人。声のこもりや環境音は、カメラを替えても直りません。USBマイクの記事のほうが近い話です
- ノートPCしか使わず、持ち歩きも多い人。外付けカメラは1つ荷物が増えます
- 顔を映さない人。カメラをオフにして参加するなら、必要ありません
まとめ
選ぶ順番は、光補正 → フォーカスの方式 → 視野角、でした。画素数は最後です。それより、照明の向きを変えるだけで解決することがあるので、買う前に1度試してみるほうが早いことがあります。
