普通のデスクライトとの違い
モニターライトは、画面の上枠に引っ掛けて手前だけを照らす細長い照明です。普通のデスクライトが左右や上から広く照らすのに対して、こちらは光を画面側へ返さない向きに絞ってあります。メーカーによっては非対称光学設計という言い方をします。
そのため、机の上に置き場所が要りません。デスクライトの土台やクランプで場所を取っていた分がそのまま空きます。
見るのは3つ
1. 幅がモニターに合うか
40cm前後から52cm前後まであります。24インチなら40cm台、27インチ以上やウルトラワイドなら長いほうが端まで届きます。画面より長すぎると視界に入ります。モニターの横幅を測ってから選ぶほうが確実です。
2. モニターの上枠の形に載るか
掛ける構造なので、上枠の厚さと角度で合う合わないが出ます。湾曲モニターは対応と書かれた製品でないと安定しません。厚みのあるモニターも同じで、クランプの開き幅が足りないと傾きます。
3. 顔を照らす必要があるか
Web会議で顔が暗い場合、手元を照らすだけでは変わりません。前方向へ光を出す機能(フェイスライト)が付いた製品か、あるいはライトを別に用意する必要があります。カメラ側でできることはWebカメラの記事にまとめてあります。
3つを並べる
BenQ ScreenBar Pro モニターライト
BenQ
- 第3世代ASYM-LIGHT非対称光学技術
- 照射範囲85cm×50cm・中央照度1000ルクス以上
- 自動調光で500ルクスを維持
- 直径60±10cmの動きを検知して自動点灯/5分間検知なしで自動消灯
- 湾曲・ウルトラワイド・デュアル・厚みのあるモニターに対応
- 付属アタッチメントでWebカメラを設置可能
- USB Type-C給電またはアダプター
向いている画面が2枚ある人・ウルトラワイドの人。照射範囲が3つの中で一番広いです
注意点自動点灯は人感センサーです。座ったまま動かない時間が続くと消えることがあります
Amazonで見るホタルクス PCモニターライト HSDL101CK-UD5
ホタルクス(HotaluX)
- 幅47.5cm・日本製
- フェイスライト搭載(最大照度100ルクス)。主照明と同時使用可
- 主照明・フェイスライトとも調光調色に対応
- 3段階調色(昼光色/昼白色/電球色)
- Webカメラ設置台つき(台座とスリット入り)
- 湾曲モニター対応
- USB給電
向いているWeb会議が多い人。逆光で顔が暗くなる問題に、照明側から手を打てます
注意点フェイスライトは 100 ルクスなので、真っ暗な部屋を明るくするものではありません
Amazonで見るQuntis モニターライト 52cm ScreenLinear Focus L206
Quntis
- 幅52cm×2cm×2cm
- 非対称光学設計で画面への反射を抑制
- 演色性Ra95以上
- 無段階調光(5〜100%)・色温度3000K〜6500K
- 自動調光モードあり
- LED 100個
- USB Type-C給電(5V-1A、ケーブル1.5m)
向いている27インチ以上を使っていて、端まで届く長さが欲しい人
注意点給電はUSBポートからです。電圧が安定しないポートにつなぐとちらつくことがあります
Amazonで見る評価・件数・仕様は2026年8月26日にAmazonとメーカーの公開情報で確認したものです。実際に使ったうえでの評価ではありません。照度・演色性はメーカー表記です。
買う前に試せること
- 部屋の照明を点けて、手元の紙が読めるか確かめる。読めるなら、必要なのは照明ではなく画面の輝度設定かもしれません
- モニターの上枠の厚さと横幅を測る。掛けられるかどうかはここで決まります
- デスクライトを画面の後ろ側へ回してみる。映り込みが消えるなら、買わずに済むことがあります
向いていない人
- ノートPCだけで作業する人。画面の上枠が薄く、掛けられない機種があります
- 紙の書類を広く使う人。手元の照射範囲は限られるので、デスクライトのほうが向きます
- モニターアームで頻繁に高さを変える人。動かすたびに照らす位置がずれます。据え置きの話はモニターアームの記事にあります
まとめ
選ぶ順番は、モニターの幅と上枠の形 → 顔を照らす必要があるか → 調光の細かさ、でした。照明を足す前に、部屋の明かりと画面の輝度で解決しないかを1度試すほうが早いこともあります。
